蓮花[Hasuhana]blog

日常に溢れる真理。

思いこみが生んだ罪悪感

わたしは長い間

何処かへ遊びに行ったり、

旅行する度、罪悪感を持ってきた。

 

 

 

 

 

両親に対して。

 

 

 

両親は共働き。

 

父は毎日朝日が昇ると同時に起き出し、朝食前から働き、夕食を食べた後も遅くまで休みなく働いていた。

 

母はフルタイムで働いた上、父の仕事を手伝い、家事育児、実家の農園の手伝い、祖母の介護まで1人でこなしていた。

 

母の義弟が経済力のある優しい人で、仕事で忙しい父の代わりに色んなところへ連れて行ってくれたが、家族全員揃っての旅行は一度もなく、たまに外食するくらいだった。

 

そんな中でも母は学校のイベントには必ず来てくれたし、毎日ちゃんとごはんも作ってくれていた。

 

とにかく働き詰めで自分の時間などなく、いつも大変そうで苦労のし通し。

 

なんの楽しみもなく過ごしているように見えていた。

 

だからそんな両親をおいて自分だけが友達と遊んだり、何処かへ旅行したりするのは申し訳ない気持ちにしかならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

つい先日までは。

 

 

 

そう、

 

 

 

 

先日までは。

 

 

 

実は先日、

何が起こったかというと

 

 

あるものを見てしまったのだ。

 

 

 

そのあるものとは…

 

 

 

写真。

 

 

 

大量の。

 

 

 

 

旅行の!!!!!!!

 

 

 

地域の積立で、

社員旅行で、

母の姉妹夫婦で、

息子夫婦に連れられて、

組合で、

何かのツアーで、

国内各地、

海外も、

 

 

もう出るわ出るわ。

 

 

 

母がアルバム整理をしていたところに居合わせた為、たまたま目にした数々の旅行写真。

 

 

両親は行きたいところへ行けず、

楽しむこともなく。。。?

 

 

 

 

イヤイヤ!

むしろ私より行っとんじゃね?

 

 

 

 

私が罪悪感を

感じることなどなかったのだ…

 

 

 

 

 

私はずっと両親を

 

「不幸」だと思い込んでいた。

 

 

どこにも行けてないし、

 友達にも会えてないし、

 欲しいものも買ってないし、

 ゆっくり出来てないし、

 楽しいことなんてないし、

 

と、思い込んでいた。

 

 

 

 

 

勝手に。

 

 

でも両親は

 

会いたい人に会い、

美味しいものを食べ、

買いたいものを買い、

旅行を楽しみ、

夫婦の時間を過ごし、

 

私が想像していたよりも遙かに豐かな時間を過ごしていたのだ。

 

 

私とは生きてきた時代背景が違うので、価値観が全く違い理解出来ないことも多い。 

 

でも彼らは彼らの価値観と世界の中で

彼らなりの幸せな時間を過ごしてきたということに初めて氣がついた。

 

 

 

 両親は「不幸だ」と

思い込んで見える世界と

 

両親は「幸せだ」と

思って見える世界は

 

景色が全く違う。

 

 

 

この罪悪感が

私の人生に何を起こしたかというと、

 

 

私は楽しいことをしてはいけない

私は1人だけ幸せになってはいけない

私は豐かになってはいけない

 

 

 

そんな呪縛を自らかけていた。

 

 

 

そして私が遊びに出かけようとする度

 

どこ行くの?

誰と会うの?

いつ帰るの?の後に決まって

 

「遊ぶばかりして」と言われていた。

 

 

聞こえていないふりをして

振り切るようにして出掛けていた。

 

旅行に行くときは決まって

仕事の研修や出張、

友達の結婚式に出席すると

嘘をついていた。

 

大義名分がないことには

出掛けられなかったのだ。

 

 

 

 

 

それくらい

抱いていた罪悪感は大きかった。

 

 

 

 

この発見があったお陰で、

この罪悪感を解放することができ、

 

やっと、もっと楽しんで生きて良いと思うことができたこと、

 

何より

両親は幸せだったのだとわかったことが何よりうれしい。